調停のメリット

電話する女性

離婚調停は、家庭裁判所に申し立てをして、委員による調停を通じて行う離婚です。このためには6回ほど裁判所に出頭する必要がありますが、手続きの際の主な経費が書類取得代と印紙代、切手代程度ですので、5000円もあれば手続きが可能です。このため経費がかからないというメリットがあります。また、調停で合意に達した場合には、調書を作成してもらえます。この調書は法的効力が強く、従わなかった場合には、差し押さえなどの規定があるのもまたメリットといえます。 離婚調停の場合は訴訟と違い、必ずしも弁護士をつけることはありませんが、もし依頼しておくと、書類の作成をしてもらえたり、調停の際にアドバイスをしてくれたりします。この時の弁護士費用は、大体20万円から50万円です。

ところで離婚調停は、以前は家事審判法という法律により行われていました。しかし、2013年に家事審判法に代わって家事事件手続法が施行され、それによって離婚調停にも多少の変化が生じるようになりました。 まず、申し立ての際の書類のコピーを相手にも送付すること、そして、遠方に住んでいる場合には、テレビ会議や電話会議の方式で調停を行うことが可能になりました。 それ以外にも、意思表示がきちんとできるのであれば、子供も調停に参加することが認められるようになりました。またかつての離婚調停は、申し立てをされた側の住所の家庭裁判所で行われてましたが、夫か妻、どちらかの住所にある家庭裁判所であればどちらで行ってもいいことになり、離婚調停をするに当たって、より一層の便宜がはかられるようになりました。