基本的なロードバランサの使い方

アクティブとスタンバイを認識する方法

2つのロードバランサが上手く使い分けられ、アクティブとスタンバイの切り替わりの動作はきちんと認識されなければならないものとなっています。
アクティブ化がされ、新しくアクティブ機になった、元はスタンバイ機だったロードバランサの上に、仮想サーバや、共有IPアドレスなどが移った事を、ロードバランサの周辺のルータ、サーバ、そしてL2スイッチが認識するための方法は、大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、gratuitosARPパケットという、重複のIPアドレスの検出や、ARPキャッシュエントリ更新のために用いられるパケットを利用する方法があります。
切り替わりが発生する前のルータの、ARPテーブルが、新アクティブ機になった方のロードバランサが、gratuitosARPパケットをブロードキャストして、共有IPアドレスや、仮想サーバアドレスについてのルータのARPエントリを書き換えます。そして、インターナル側のサーバ群の共有IPアドレスについてのARPエントリーも同様に書き変わるものとなっています。
環境によっては、このパケットの切り替わりの動作が思うように動作しない事もあります。こうした事が起こった場合は、共有MACアドレスによる方法を使用するという事で、上手く切り替わりを行います。