基本的なロードバランサの使い方

負荷分散について

ロードバランサに求められる機能の一つとして重要なものが、負荷分散になります。
そもそも、このロードバランサというもの自体が、1台のサーバでは処理をしきれないサービスなどを、複数台のサーバによって処理をしつつ、仮想的に1つのサーバとして見せかけるような機能を持っているというもの。
そこではさまざまなアルゴリズムが使われており、代表的な分散アルゴリズムについては二つに分かれています。
スタティック負荷分散は、ラウンドロビンと重み付けラウンドロビンというものによって分けられており、これによってロードバランサは機能しています。
さて、ラウンドロビンなのですが、これは、各サーバに対して均等にトラフィックを振り分けるという方法であり、これはサーバの処理能力に違いがないときなどに用いられます。
重み付けラウンドロビンと呼ばれるものは、サーバに優先順位を付けて、振り分けるトラフィック量をサーバごとに帰る事ができるという機能になります。これは主に、サーバの処理能力に違いがある場合に用いられるものになります。
他にもロードバランサには、ダイナミック負荷分散と呼ばれる分散アルゴリズムも持っており、こちらが働く事もあります。

ラウンドロビンについて

ラウンドロビンも、ロードバランサと同じく負荷分散のための機器とされています。しかしながら、ラウンドロビンは、機械的にトラフィックを分散するものとなっており、サーバのステータスまでは管理をしないものとなっています。
そのために、サーバに障害が発生したような場合でも、通常通りに、障害サーバに対してトラフィックを分散してしまうのです。サーバに障害が発生した事はすぐに検知して、トラフィックを上手く分散してくれるのがロードバランサですから、ラウンドロビンは、上手くそれができない者である事が分かります。

 

その他にもネットワーク負荷分散として、NLBというものを用いることによって、負荷分散を実現する方法もあります。ウィンドウズサーバーの2003などに標準搭載されている機能で、ソフトウェアを利用する事によって、負荷分散を実現すると言うもの。
しかしながらこのソフトの難点としては、サーバのOSやバージョンに依存してしまうというもので、サーバロードバランサで実現する事ができる、詳細なヘルスチェック機能が使用できないので、NLBの負荷分散も可用性に欠けてしまいます。
サーバロードバランサでは、この機能が大幅に改善される事になりました。